下ぶくれ日記

中年主婦が書くたわいもないブログです。

新生活スタート!

ニート卒業!やっと仕事が決まった。書店の仕事。

もうダラダラとした無職生活に嫌気が差していたので、不安もあるけどほっとしている。

 

何がしたいかずっとわからなかったけど、本が好きだから本に囲まれたところで仕事してみたいと思い応募した。好きなものがあるところで働くというのはちょっとワクワクする。

 

書店の前に学校図書館のパートの面接も受けたけどあっけなく落とされた。校長他、見るからにエラい人がズラーっと4人並んでいて怖かった。短時間パートに校長先生まで登場するのか?正規の職員の面接みたい。こんなちゃんとした面接受けたことないからビビった。怯んだ。聞いてないよー。もうしどろもどろで、なんとも情けない面接だった。私のどうしようもなく薄っぺらい経歴の履歴書を高学歴の先生たちが凝視してたのも恥ずかしかった。落ちたのはショックだったけど、もし受かってもそんなお堅いところ、無職明けのバカには務まらなかったかも。

 

その後、書店の仕事が決まってよかった。こっちの方が私には合ってそうだ。結果よかった!

 

応募してから面接まで1週間待ち、合否の連絡に1週間待ち、実際に働くまでに2週間ちょい待った。ずっと派遣で働いてきたので、簡単に入れてすぐ働けるシステムだったけど自分で探して面接受けて働くまでの道のりは結構大変だった。でもこの大変さもわかったし、今度は長く勤めたい。歳取れば取るほど、就職活動は大変。

 

昨日は、初出勤だった。

 

久々の仕事、いつもより髪もメイクもちゃんとしなければとか、シャツにアイロンきっちりかけなければ……なんて思って念入りにしていたらあっという間に時間が過ぎる。

 

最近は、日焼け止めと下地塗って、眉描いて、髪は一つにまとめてキャップ被るだけっていうスタイルだった。もうちゃんとしたメイクなんてどうやったらいいか忘れてた。玄関の鏡で見たら眉濃すぎてゴルゴみたいになっていかつい。そんで時間ないのに消してまた描き直したりとか。髪も縮れ具合がひどいので一つにまとめるだけだけどコテで伸ばしたり、後れ毛軽く巻いてみたりとか……白髪用マスカラで白髪隠したりとか…

 

シャツのアイロンも大変。永遠にシワが伸びない。左身頃かけて右身頃かけて、できたと思ったらもう左身頃にシワが寄ってる。怖いくらいシワ伸びない。エンドレス……無印のシャツを何枚か買ったけど、これは私の手に負えないかもしれない。シワににならないレーヨンとかの買おうかな。

 

ちゃんとするって大変。どんだけ自分の身なりに手を抜いてたんだか……

 

そんなこんなで気がついたら、もう出ないとやばい時間。そして駐車場に20分前に到着。

よしよし。早めに着いた。まだ早いけどもう行こう。駐車場からちょっとは歩かなければいけないのは知ってたけど…あれ?こんなに遠かったっけ?従業員入り口に着いた時には10分前。ここで名前書いたり、入館の手続きとかなんやらしないといけない。そんで、職場は3F。階段で登らないといけない。やばっ!もう5分前。3階までの階段をダッシュ!支給されていたエプロンをつけてからでないとタイムシート打刻できない。やばい!エプロンはじめてつけたんだけど、後ろがボタンで留めるタイプのやつーー!留まるか?この腹回りで留まるのか!?(私は完全なるメタボ腹…)

 

でも一刻の猶予もない。時間は迫っている。ぎゅっと腹を絞り、一番端のボタンホールに無理やり留めた。なんとか留まったけど、ウエストだけ締め付けられて腹がボンレス状態。せっかくダボっとしたブラウスで腹回り誤魔化せたと思ったのに意味ない……仕方ない。

 

やばいやばい時間がない!

 

タイムシート打刻できた時間、なんと出勤の1分前。遅刻は免れたけど最悪だ。初日からこんなギリギリなヤツ。家から駐車場まで10分ちょいで着くのに、まさか駐車場から職場まで15分以上かかるとは……もう余裕もって来週から1時間前に出よう。反省……

 

挨拶して、研修開始。

 

教えてくれる人(以下Oさんとする)は、超優しくていい人そう。高校の頃の同級生に、激似で絶対そうだと思ったんだけど、喋ったら声も笑い方も全く違う。でも見れば見るほど似ていて、聞きたいけど入ったばっかりだし聞けない。でも全く向こうも知ってる素振りないから、やっぱり別人か。結婚して苗字は変わってるからわからないし。双子でもなかったし。

 

もしやドッペルゲンガー!?

 

もし別人なら、ドッペルゲンガーか?激似の同級生にあったら、Oさんはびっくりするだろう。ていうかドッペルゲンガーなら会わない方がいいはず。他人がドッペルゲンガーを見た場合は?接触を避けるべき…なんて書いてたりする。絶対無理。これからいっぱい教えてもらわないといけないのに。

 

まあ、それくらい似てたわけで……

 

 

 

私は、主にレジを担当するらしいんだけど難しそう。レジの説明をするためにOさんがレジがあるカウンターの中に入る。続いて私も入る。いや入ろうとした……

 

せ、せまくないか?入る間口めっちゃせまい。

 

Oさんは細いので余裕で通った。

 

小学校の時やった東大寺の柱くぐりばりの緊張感。抜けないってことはないだろうけど、通れなかったら恥ずかしい。私は体を横にして体をぎゅぎゅっと詰め込むようにしながら無理やり通った。ギリ通れた。入り口の幅と自分の横幅ピッタリ同じで焦った。それ以上に恥ずかしい。これ以上太ったら無理だろう。これは痩せなければ。エプロンといい、この入り口といい、デブには世知辛い……

 

仕事でレジを触るなんてなんて何年ぶりだろう。

昔のレジとは比べ物にならないくらい進化している。決済方法がいろいろあって難しい。それぞれ通す機械が違ったり、操作方法が違ったり…初めメモとってたけどもう何をメモっているのかわからない。どうメモっていいのかもわからない。メモ見返しても意味不明。画面見ながら実際操作しないとメモっても無理だな…もうメモをしまった。

 

ひたすら説明してくれる。教える方も大変だ。頭が下がる。

 

でもでも……めっちゃ疲れてきた。いやそれ以前に階段ダッシュして出勤した時点疲れてた。頭がぼーっとする。瞬きすらしてなかった。無職歴が長くてもう1〜2時間の集中力すらない。頭が回らない。教えてくれる人の口が動いて声が聞こえるんだけど、喋ってる内容が全く入ってこない。もう瞳孔開いて口も開いてハニワみたいな顔になってきた。(体は土偶…)

 

立ちっぱなしで足も痛いけど、背中がめっちゃ痛くなってきた。普通に立っておくことさえしんどい。どんだけ筋肉が衰えていたんだか。

 

半年ちょい無職だった中年の体と脳なめたらいかん。恐ろしい……相当筋力落ちてるし、相当バカになってる。(前からバカだけど磨きがかかってる…)集中力が全く持続しない。

 

顔がヤバかったのか?なんか今日は初日なので早めに帰っていいって言ってくれた。寝てはないけど目が覚めた感じというか脳が覚めた。「いいんですか!」「ありがとうございます!」

 

時間きっちりに「お先に失礼します!」と帰った。ギッリギリに来たくせに帰りはめっちゃくちゃ早いヤツ。やる気がない訳ではないんです……

 

 

短時間しか働いていないのに死ぬほど疲れた。いや働いてはないか。今日は、立ってハニワみたいな顔で話聞いてただけなのに…めっちゃお腹すいた。帰って冷凍のフランクフルトとたい焼きを温めて貪るように食べた。入り口通るのやっとであんなに凹んだのに……もう食べてる。

 

社会復帰第一歩。こんなんで大丈夫かと思うけど、そのうち慣れるだろう。とりあえずは、小さい1歩だけど前に進めた。来週もがんばろう。

 

 

【読書】川のほとりに立つ者は

 

 

川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ない。

 

読み終わってこのタイトルの意味の深さを噛み締めている。

 

心に深く刺さり、深く考えさせられる物語だった。

 

ADHDディスレクシア(発達性読み書き障害)、毒親との確執、男を嫌い、騙しながらも依存しないと生きていけない女性。生きづらい……そう言う思いを抱えている人がどれほどいることか。表面からはわからない。一方的に判断してはいけない。人の奥底にある痛みや辛さ。みんな多かれ少なかれ抱えてる。それを無理に話す必要もないし、暴く必要もない。

 

【心に残った言葉】

ADHDだということを告白して、「もっと早く言って欲しかった」という店長清瀬に対して従業員の品川さんが言った言葉

 

知ってたら仕方ないよね。普通の人じゃないんだもんねって何でも大目に見てあげた、みたいな話ですか?いるんですよね。発達障害って聞くなりアタフタし出して、配慮するとか理解するとか言ってくる人。

 

でも店長みたいな人たちって、そのこと知ると相手をただの『障害のある人』ってカテゴリでしか見なくなりますよね。もうわたし自身のことを見ようとしなくなる。

 

そうかもしれない。グサグサと刺さった。私も同じだ。以前の職場でADHDの子がいた。辞めてから上の人から聞いて知った。何で伝わらないんだろう。何で話が全然噛み合わないんだろう。何で空気が読めないんだろう。何でそんなこと聞くんだろう。ちょっと考えればわかるのにとか。何で?イライラしてしまって結構きついことも言ったかもしれない。後になってそれを聞かされて、まさに清瀬と同じ「もっと早く教えてくれたらよかったのに」と言った。見た目も普通だし、雑談も普通にするし気づかなかった。いや、ちょっとそんな気があるとは思っていた。でも普通ってなんだ?辞めていった彼女が言わなかったのは品川さんと同じ気持ちだったんだろう。

 

もしかしたらわたしは自分で思っているよりずっと偏見に満ちた人間なのかもしれない

私もだ。自分は何様だ?何も知らないくせに。自分だって普通じゃないところいっぱいあるのに。

 

過去は消えないし、性格はきゅうには変えられない。でもこれからの行動なら変えられる。少なくとも清瀬は変えたいと思った。

私もそうありたいと思う。

 

「その場を乗り切る」を繰り返して生きてる人っていっぱいおるやんか。

これはディスレクシアである「いっちゃん」が言った言葉。自分が読み書きが苦手なことを隠しながら騙し騙し生きてきた。私だってそうかもしれない。苦手なことは極力避けて、どうにかその場だけ乗り切る。それを繰り返す。乗り切れなくなったら辞めたり逃げてきたかもしれない。

 

私は清瀬であり、いっちゃんでもある……

 

胸がぎゅーっと締め付けられて苦しくなるけど、前向きな終わりでよかった。

 

前向きな終わり方の小説が好き。この作者の「今日のハチミツ、あしたの私」も前向きになれる話で好きだった。

『変な家』を読んだ

読書スイッチオン!!

 

最近、すごい勢いでいきなり読書しまくっている。

 

最近はミステリー読んでる。

 

ただのざっくりとした感想。これ読んだという備忘録として。忘れないように。

 

あらすじとか何も書いてないので、この本読んだことない人には意味不明かも。読書感想文の書き方わかりません。

 

でもネタバレありなのでこれから読もうとしている人は、ここからご注意!

 

【変な家1】

間取り図×ホラーミステリー

 

間取り図を基に展開していくホラーミステリー

 

ノンフィクションのような感じで書かれているので実話と思いゾッとしたが、完全にフィクションらしい。でも日本のどこかでもしかしたら、似たようなことあるかもしれない。

 

挿絵や間取り図がたくさんあるので、わかりやすい。読んでるページに同じ間取り図が何度も出てくるのでいちいち遡ってページをめくって確認しなくてもいい。文字も普通の小説に比べて読みやすい。あっという間に読み終えた。3時間ちょいくらいで読めたと思う。ただいろんな人名が出てきて、ちょっとメモしながら出ないとわからなくなりそう。

 

まさかまさかの展開で左手供養のしきたりのために作られた間取りだったとは。

左手供養。仏壇の後ろの隠し部屋。片桐家の掟……終盤はページを捲る手が止まらなくなった。そんな展開だとは。

 

慶太にがいい人でよかったけど終わらせるために慶太が罪を犯すことになってしまってそこは辛い。

 

謎は残る。黒幕は喜江なのか? 映画公開になったらとりあえず見に行こう!

 

 

【変な家 2】

シリーズ2作目。続きが気になって読んだが1作目とは全く関係なかった。

 

11の間取り図と関係者の証言をもとに謎を紐解く間取りミステリー。全部別々の短編として読み進めていくが途中から段々、話がつながってくる。最終的に全部繋がっていたという流れ。話がつながってくるあたりからが特に面白く、読む手が止まらなかった。左手がないとか左足がないとか前回と似てるようで全然違っていた。まさかその身体的特徴が間取りになっているとは、奇想天外の発想。

 

 

終わり方は前回と同じ、読み手の考察に委ねる的な。はっきりわかった方がスッキリできたかな〜。

義足を隠したのはほんとにミツコだったのか?それともミツコの母か?友達のしおりちゃんは関係ないのか?

ミツコの母の名前が最後まで出てこなかったのはなぜ?

 

変な家2も間取り図や挿絵が多くわかりやすかった。分厚かったけど1日で読めた。

 

なんか自分の家の間取り図見てみたくなった。実家の間取り図とかも。

 

こうなったら、この流れで『変な絵』も読みたい。

いやでも、間でほっこりしたやつ挟みたいかも。癒されるやつ。

 

 

 

面接での失態

 

職探し難航中。

 

1月終わって2月に入ったけど、結局まだ仕事決まってない。何がしたいのか?何だったらできるのか?体力もないし……何をやったらいいのか?漠然と探しても量が多すぎて全く探せない。GW、お盆、正月は普通に休めるところがいい。となると土日祝休みのところだ。となるとやっぱり事務系しかないのか?

 

考えても何も進まない。とにかく行動しないと…と思い、とりあえず1つ受けてみた。フルタイムで週5の事務の仕事。もう6年くらい扶養枠の仕事しかしてなかったのに大丈夫か?でも、もう勢いで応募してしまった。とりあえず受けてみよう。

 

「未経験でも丁寧に指導します。前職、経験一切問いません。困ったことがあればいつでも相談できる聞きやすい環境。」このフレーズでなんとなく私でもできるかも?と思って。求人募集時のフレーズなんかは間に受けたらダメだと思いながらも。

 

WEBで応募して2日後にすぐ面接。久々の面接。直前になって慌て出す。そんなにすぐ面接だとは思わなかった。服装どうしよう!太りすぎて昨年買ったジャケットがパツンパツン。二の腕、肩、背中が特にもうピッチピチすぎて腕が閉じられない。格闘家みたいだ。大きい息したら背中と腕破れそう。前ももちろん閉まらない。これ絶対着ていけない。

 

前日に急いでユニクロに行って、感動ジャケット買った。6000いくらだったか?一瞬しか着ないからもっと安いやつがよかったんだけど、もう時間がない。感動ジャケットは伸びるのでMでもギリギリ大丈夫だった。Lの方が、なんならXLがゆとりがあっていいんだけど腕が短いので袖がめっちゃ余る。もうピチッとしてるけどMでいい。格闘家みたいになってない!oK!時間がない!

 

下のパンツは持ってるもので大丈夫だと思って履いてみなかったんだけど、ウエスト閉まらない。やばい。とりあえず持ってる中ではまだ綺麗めのダボっとしたグレーのパンツを合わせることにした。まるでシルエットが絵画の笛を吹く少年。でももういい。仕方ない。

 

 

久々の面接。ドキドキしてなかなか寝付けなかった。

 

で当日。大雨。最悪だ。

少し早めに着いて呼吸を整えるそして中に入る。昭和にタイムスリップしたような古い作り。電気も蛍光灯で薄暗い。面接を受けるところは建物の4Fにある。エレベーターを使おうとしたら手書きの張り紙が……『健康な方は、階段をお使いください』うそやろ?4Fやで?

 

最近階段の上り下りしてないから息が切れる。無茶苦茶苦しい。太もももすんごい痛い。辛い。やっと4Fについたけど息切れがひどい。こんな状態じゃ入れないし話せない。呼吸が整うまで待って、いざ出陣。

 

「おはようございます!」

 

あれ?みんな無視?受付に女の人座ってるけど全然こっち見ない。ここじゃないのか?

奥の方へ行くと奥行きがすごく、ブワーって机が並んですごい人数の人がいた。え?こんなに規模大きいところなん?怯む。こじんまりしたところがいいのに。

 

奥の方へ行って誰かに聞こうと思ったら、後ろからずんの飯尾によく似た男の人に声をかけられた。「◯◯さんですか?こちらです。」入ってすぐ手前の一角にあるスペースだった。奥の方の人たちは、また違う部署らしい。こっちはこじんまりしてるけどみんななんか覇気がない。こっち見てるけど目が合いそうになるとパッとそらす。なんだか……な

 

面接してくれる飯尾似の人(ここからは飯尾さんとする)は優しそう。

「今日は、お足元の悪い中……」と言った後、頭を深く下げてちょっと間があった。ペッコリ45度とか言い出しそう…と思ったがもちろんそんなことは言わず。「どうぞおかけください」と促された。

 

まず会社の事業内容とか、今回募集してる仕事の内容とか説明をしてくれた。そして質問が始まった。今まで何年も派遣の仕事ばっかりだったからこんなにこんなにかっちり質問をされることはまずなかったから超緊張。

 

志望動機聞かれて、そのあと

 

「ご自分の長所を教えていただけますか?」と

 

「長所は……人とコミュニケーションととるのが好きなので、誰とでもすぐ打ち解けやすいというところです。」

 

まだ、黙ってこっち見ている。やばい。短いか?まだ何か言わないと。

 

「えっと……あとは明るい?はははっ(笑)ははっ……自分で言うのもあれですけど明るい?とか言ったりして……ははははっ(笑)はははっ……照れて相手を手でバシッと叩くみたいな仕草(おばさんがよくやるやつ)が出そうになって我に返った。

 

おい!待て!これ面接だぞ!?なに長所言って照れてんだ!「とか言ったりして…」って。お前は馬鹿か?何ヘラヘラ笑ってんだ?正気か?やばいやばい。

 

飯尾さんが苦笑いした後、「では短所は?」と聞かれた。

 

短所…短所……

「えー人見知りであがり症なところです。」

 

飯尾さんが固まっていた。「えっ?」

 

先ほどの長所を秒で打ち消すような短所。

 

さっき明るくてコミュニケーション力があって、誰とでも打ち解けるって言ったのに真逆のこと言ってる……

 

「うーん。そうですか……なるほど…人見知りだけど慣れたら明るくコミュニケーション取れると言うことでしょうか?」

 

「はい。そうです。」

 

高校生の面接でもこんな稚拙なこと言わないはず。あー情けない。

 

その後も、

 

「たとえば、決まった仕事を与えられて1人でそれを黙々とこなす業務とチームでみんなで考えて何かを作り上げる業務とどちらが向いていると思いますか?」

 

私は瞬息で答えた。

「与えられた仕事を1人で黙々とこなす業務です!」

 

また飯尾さんが一瞬固まってじっと私の顔を見た。

そっか、やっちまった。また矛盾してる。

 

最後に飯尾さんにこんなこと言われた。

「勉強は得意ですか?」

 

え?得意なわけない!歳とってからほんとにいろんなこと覚えるのに時間がかかる。最近特に脳一切働かせて無かったし。昨日食べたご飯もパッと思い出せないのに……

 

「得意ではないかもしれないですけど……はははっ」

 

「かなりの内容を詰め込まないといけないのではじめ大変ですが」

 

「はい!採用になったら早く覚えられるように努力します!」

 

とは言ったもの、嫌だなぁ。そんなに詰め込まれるの。もう無理だと思う。48才の認知機能的に。というか私の脳的に。

 

そんなこんなで笛吹き少年みたいな格好したおばさんの挑戦はとりあえず終わった。ボロボロの面接だった。

 

家に帰ってジャケットを脱ぎ捨てて一息つく。落ち着いたら、思い出し笑いが止まらなくなった。面接の時の自分の言動に。長所言って照れてるのとか、馬鹿すぎて。もうおもろくて。滑稽で。客観的に見たらめちゃくちゃ笑える。

 

あー何やってるんだか。せっかく面接受けたけど、後日辞退の連絡をした。

久々の労働で、週5フルタイムで帰ってまで勉強しないといけない…とか。あとは、会社の雰囲気。入った時も飯尾さん以外みんなフル無視だったし、帰りも入り口のところでみんなの方を向いて挨拶したけどフル無視だった。ちょっと嫌だなぁっていう感覚を感じたから。甘いなー自分。でも直感は大事にしないと。

 

って、元々不採用だっただろうけど。告ってないのにフラれた感じになっている飯尾さんにはほんと申し訳ない。ペッコリ45度。

 

 

 

 

 

 

今年の目標とか、しなければいけないこととか、思ってることとか

あっという間に1月も後半。

 

なんか気ばっかり焦って、時がどんどん過ぎて結局何にもやってない。

 

頭で考えてアレしないとコレしないと…って思っても全く具体的に進まない。結局気がついたら動画見たり、興味もない人のゴシップネタ読んでたり……スマホを常に触っている。

 

頭を整理するためにも、何をしないといけないか?何を目標にするのか?何がやりたいのか?書こう!

 

【今年の目標】

痩せる!

標準体重まで痩せる。10kg痩せないといけない。でも頑張る!

40代後半からは、ほぼデブとして生きてきた。自虐ネタにして、もうデブキャラを確立しつつあったけど、やっぱり嫌だ。服も似合わないし、標準サイズが合わない。鏡を見るたびに嫌になるし、40代のうちにダイエットして、標準体型で50代デビューしたい。自分が50とか震える。でも、これは現実。自己管理ができないたるみきった体で50に突入したくない。

 

 

【しなければいけないこととか色々】

●働く

もういい加減、ダラダラした生活、社会と関わらない生活が嫌になってきた。でも求人情報を見れば見るほどわからない。自分が何ができるのか?何がやりたいのか?何に一番重きを置くのか?派遣じゃない働き方を今回はしたいと思ってるけど、探し方がわからなくなってきた…

 

どうやって見つけてたっけ?この歳で大丈夫かな?とか体力大丈夫かな?とか人間関係どうだろう?とかなんか深く考え過ぎて前に進めない。間があくと、新しい環境に飛び込むのがなんか怖くなってくる。なんでもいいからとにかく働いた方がいいんだろうけど、なんでもいいからって探し方をして昨年、結構失敗した。

 

真剣に考えよう。明日、紙に書いてみよう。不安に思ってること、外せないポイントとか。そして行動に移せるように。1月中には決めたいところ。ちなみに……求人情報誌の字が小さ過ぎて全く読めないことに驚愕しショックを受けた。老眼進んでる。迫り来る老い。。。

 

●美容のこと

老眼だけじゃない。見た目の老いも迫ってくる。おばさんだけど、見るからにおばさんて見た目にはなりたくない。いや今なってるかも。だから頑張る!

 

・白髪放置しない。

ちょっと出ただけでもかなり老ける。帽子被ったらいいかとか結構サボってて白髪すごい。もみあげとかちょっとでも出たらセルフで染める。1ヶ月に1回は必ずカラーに行く!

 

・頭皮のケア

毛量がすごいから自分は大丈夫と思ってたが、前髪の分け目の頭皮がちょっと目立つようになってきた。部分的に薄くなってる?気づいた時めちゃくちゃショックだった。あと、サイドも薄くなってきたような。でも相変わらず後ろの毛は尋常じゃないくらい多い。お茶の水博士みたいにならないようにケアしなければ。いい育毛エッセンス欲しいけど高いので、とりあえず今は無印のエイジングエッセンスを夜な夜な頭皮につけてマッサージ。口コミの良かったエトボスの頭皮マッサージブラシでシャンプーの時にもマッサージしてる。

 

・ほうれい線、目の体操

ほうれい線がもうくっきりすぎて写真撮るのが辛い。目の下のたるみ、膨らみがすごい。アウトレイジとか出てくる大御所の俳優みたい。怖い。目の下だけ貫禄がすごい。無くすのは無理だけど、体操でもう少しマシになるかも。YouTubeで研究!

 

・目のメイク変える

目も年々小さくなっていってる。まつ毛ももっとあったのに今めっちゃ少ない。メイクしても変わらない。目が小さい。腫れぼったい。そう思ってやりすぎると天童よしみ風になる。写真撮るの辛い。今や加工アプリなしじゃ撮りたくない。アラフィフの目元メイクを研究しよう!

 

積読全部読む

買って読んでない本が山ほどある。それなのに読みたい本が他に出てきて買ってしまう。スマホで意味のない情報見てる暇あるなら、その時間で読んでない本読も!

 

●健康になる

やっぱりまずは痩せること。運動。極力歩く。睡眠、最低でも7時間確保。休肝日設ける。筋トレ毎日10分。お菓子控えめに。野菜、タンパク質しっかりと。

 

●フードロス減らす

ナンプラー、スイチリソース、甜麺醤とか買わない。毎回ちょとだけ使って、その後賞味期限切れるまで放置して捨ててる。もったいない。きゅうりもしょっちゅう傷ませて、気がついたら指がめり込むくらいになってて廃棄。ほんともったいない。痛みやすい野菜はその都度買う。まとめ買いしない。まとめ買いしたならその日のうちにカットして冷凍なり、茹でるなり下処理。できないならまとめ買いしない。傷みそうなものから使うように献立立ててみる?

 

 

なんか取り止めのない内容になってしまった。結局何も頭整理できてないような。でも書いたら頑張ろう!って気になる気がする。

備え

年が明けて、もう10日以上が経った。あっという間。

今年は年明けから悲しい出来事が起こった。いつどこで起こるかわからない。地域は遠く離れているけど決して他人事ではない。どこにいても絶対に安全な場所なんてない。当たり前に過ごしている毎日は当たり前じゃない。何事も起こらず無事に終わっていく日々は奇跡の連続。

 

毎日テレビを見ていて思う。温かいお風呂に浸かれること。温かいご飯が食べられること。蛇口をひねれば水やお湯が当たり前に出ること。こんな普通の毎日を送れていることに感謝しなければ。そしていつ自分の身に起こるかわからない災害にもっと危機感を持たなければ。知識をつけたいと思った。防災グッズも見直そう。見直すも何も水しか備蓄してない。今回のことで色々考えさせられて、今防災グッズを今集めている。時間が経てばまた危機感が薄れてまたいつかやろう…と思ってしまう。そうやって先延ばしにしてたら急に来るかもしれない。いつくるかわからない。だったら備えは今すぐだ。

 

■外出時に常に持ち歩く防災ポーチか防災ボトル

ちょっと重くなるかもしれないけど常に持っておきたい。小さいバッグじゃなくてこれからはリュックがいいかもしれない。荷物が増えても大丈夫だし、手が空くし。防災ボトルとは、100均とかの口が広いウォーターボトルに最小限の防災グッズを入れるという方法。濡れないし、中のものが潰れない。いざという時中身を取り出して普通に水を入れて使える。これもいいアイデアだと思った。ただ持ち歩くには嵩張るか。

 

■車に積んでおく防災グッズ

ブランケットか膝掛け、水、非常食、あと非常用トイレは絶対!防汚袋や凝固剤だけでなく座ってできるスツール型の簡易トイレも欲しい。これはドライブ時にも普通に積んでおきたい。お恥ずかしい話ですがお腹が弱くて過去にトイレ間に合わなかったこと2回ほどあるので。前から欲しいと思っていた。だけどそこまで漏れ漏れの状態で袋セットしたりポンチョかぶる余裕ある?ちょっとこれはYouTubeとかで体験談とか聞いて勉強しよう。

 

■非常時持ち出しリュック

避難する時に持ち出すもの。玄関の取り出し易いところの置いておきたい。

 

■家用備蓄品

水、非常食、非常用トイレほか色々……

どこに置くかも重要だ。取り出せなくなったら意味がない。

 

YouTubeや他SNSで調べれば無限に情報が出て来るので厳選して自分にあう方法を見つけたい。使う日が来ないことを祈りつつ備えを進める。

 

どれも大事だけど非常用トイレが一番大事な気がする。特にお腹が弱いのでここは妥協せず、揃えておきたい。

2023を振り返ってみる

ぼーっと生きてたら、もう2023年が終わろうとしている。

 

今年1年がんばった!とは全然言えない。でもがんばった時期もあった。落ち込んだ時期もあった。結構旅行にも行った。骨も折った。ぼーっとしてた時期も多々あった。なんやかんやで振り返ればいろいろあったな。

 

 

1月〜3月 『自尊心ズタボロ期』

公共施設での短期の仕事に就く。

職場内無職。何の業務も与えられず1日「無」で座り続けるという拷問に耐える。

 

 

4月 『福岡へ』

博多駅、超都会でびびった。もつ鍋に、屋台に、鉄なべ餃子に、ゴマサバに…とにかく食べまくった。美味しいものばかりなんだけど、一藤ってとこのもつ鍋は、特に美味しかった。酢もつもめっちゃうまい!何度かお取寄せもした。

 


5月『廃人期』

ぼーっと生きる

 

 

6月〜8月 『舎弟期』

女の人ばかりの工場で短期派遣の仕事に就く。輩みたいなクセが強い人多め。超怖いので舎弟に徹してがんばった。おじさんみたいな格好で。軽作業と聞いてたが超肉体労働。二度とやりたくない。しんどかった…辛かった…

 

 

8月『舎弟卒業。そして横浜へ』

友達に会いに横浜へ。みなとみらいや赤レンガ倉庫に中華街。もんじゃを食べに月島にも行った。他にももう盛りだくさん。地獄から一転、夢のような1週間。満喫しすぎて体バキバキ、近くの整体へ。ホストクラブみたいな整体でびびった。またいつか詳細ブログに書きたい。

 

 

9月〜10月『足の指を骨折』

健康器具(ステッパー)に足をぶちつけ骨を折る。12年ぶりの骨折。痛かったしほんとに不便だった。出かけられないので読書ばっかりしてた。

 

 

10月『骨折した足で京都、奈良へ』

まだ完治してないのに安全靴はいて旅行に行った。なんとかなった。ここは日本ですか?ってくらい外国人ばっかりだった。バス乗った時に私達以外、全員外国人てパターンもあった。金閣寺行ったり、奈良の大仏見に行ったり修学旅行みたいなコースで。ちょっとしたエピソードとかもあるのでまたいつかブログに書きたい。

 

 

11月『廃人期』

ぼーっと生きる。何をしてたか思い出せないくらい、知らぬ間に終わっていた。

 

 

12月『メルカリにハマる』

掃除はじめようと思ったらメルカリにハマって、ほとんど大掃除も手をつけられていないまま今年が終わろうとしている。

 


ざっくりこんな感じ。んー何やってるんだか…みたいな1年だったな。まあ、毎年そんな感じだけど。

 


来年はちゃんとしたい!……って毎年言ってる。