下ぶくれ日記

中年主婦が書くたわいもないブログです。

『変な家』を読んだ

読書スイッチオン!!

 

最近、すごい勢いでいきなり読書しまくっている。

 

最近はミステリー読んでる。

 

ただのざっくりとした感想。これ読んだという備忘録として。忘れないように。

 

あらすじとか何も書いてないので、この本読んだことない人には意味不明かも。読書感想文の書き方わかりません。

 

でもネタバレありなのでこれから読もうとしている人は、ここからご注意!

 

【変な家1】

間取り図×ホラーミステリー

 

間取り図を基に展開していくホラーミステリー

 

ノンフィクションのような感じで書かれているので実話と思いゾッとしたが、完全にフィクションらしい。でも日本のどこかでもしかしたら、似たようなことあるかもしれない。

 

挿絵や間取り図がたくさんあるので、わかりやすい。読んでるページに同じ間取り図が何度も出てくるのでいちいち遡ってページをめくって確認しなくてもいい。文字も普通の小説に比べて読みやすい。あっという間に読み終えた。3時間ちょいくらいで読めたと思う。ただいろんな人名が出てきて、ちょっとメモしながら出ないとわからなくなりそう。

 

まさかまさかの展開で左手供養のしきたりのために作られた間取りだったとは。

左手供養。仏壇の後ろの隠し部屋。片桐家の掟……終盤はページを捲る手が止まらなくなった。そんな展開だとは。

 

慶太にがいい人でよかったけど終わらせるために慶太が罪を犯すことになってしまってそこは辛い。

 

謎は残る。黒幕は喜江なのか? 映画公開になったらとりあえず見に行こう!

 

 

【変な家 2】

シリーズ2作目。続きが気になって読んだが1作目とは全く関係なかった。

 

11の間取り図と関係者の証言をもとに謎を紐解く間取りミステリー。全部別々の短編として読み進めていくが途中から段々、話がつながってくる。最終的に全部繋がっていたという流れ。話がつながってくるあたりからが特に面白く、読む手が止まらなかった。左手がないとか左足がないとか前回と似てるようで全然違っていた。まさかその身体的特徴が間取りになっているとは、奇想天外の発想。

 

 

終わり方は前回と同じ、読み手の考察に委ねる的な。はっきりわかった方がスッキリできたかな〜。

義足を隠したのはほんとにミツコだったのか?それともミツコの母か?友達のしおりちゃんは関係ないのか?

ミツコの母の名前が最後まで出てこなかったのはなぜ?

 

変な家2も間取り図や挿絵が多くわかりやすかった。分厚かったけど1日で読めた。

 

なんか自分の家の間取り図見てみたくなった。実家の間取り図とかも。

 

こうなったら、この流れで『変な絵』も読みたい。

いやでも、間でほっこりしたやつ挟みたいかも。癒されるやつ。